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テディベアとクリスマス

テディベアとはクマのぬいぐるみのことです。特に厳密なきまりがあるのではなく、現在ではクマのぬいぐるみ全般を呼ぶ呼び方になっています。ドイツのシュタイフ社やイギリスのメリーソート社のものが有名ですが、現在では多くのメーカーで愛らしいぬいぐるみがつくられて、クリスマスの子どもたちへのプレゼントにも使われます。テディベアという呼び方は、第26代アメリカ合衆国大統領のセオドア・ルーズベルトについての次のようなエピソードからつけられたものです。

1902年の秋ルーズベルト大統領が狩りに行ったとき、瀕死の熊に行き会いました。連れの人たちから銃で撃つように言われましたが、大統領は銃を撃たずその熊を助けました。その出来事が挿絵とともに新聞に掲載されたとき、記事を読んだ業者がクマのぬいぐるみをつくり、セオドア・ルーズベルト大統領の愛称のテディをニックネームとしてつけてテディベアという呼び方ができました。ちょうどその頃ドイツのシュタイフ社からぬいぐるみの輸出が始まっていたことも、人気が定着するきっかけになりました。

アメリカ合衆国やヨーロッパの国々では、子どもたちへのクリスマスプレゼントとして人気がありますが、その他にも、テディベアのぬいぐるみにサンタクロースの赤い服や帽子を着せた飾ったり、着飾ったぬいぐるみをクリスマスツリーに飾ったりして楽しんだりしています。テディベアもクリスマスを盛り上げるためになくてはならないものになっています。

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